2024年10月13日(日) 恩田川 秋(2) | ||
前回の散歩から十日ほど過ぎ、空気も秋らしさが増してきたので、恩田川沿いを散歩する。気になっていたホウキギの畑に足を向けると、全体的に黄色から朱色に紅葉している。秋の深みが着実に進んでいることを実感する。 ボランティアとして甲府まで出掛けてキウイの剪定から収穫までお手伝いしているので、道端の、たぶん手入れを放棄したキウイの木が目に入る。実を付けていても小さいと思い枝を見ると、予想に反してそこそこの大きさのキウイがたわわに実をつけている。キウイの剪定作業の大変さを知る身としては、自然の力の偉大さと人間のなす努力の虚しさを感じさせられる。 秋といえば、新米。特に、今年は夏の終わりから米不足と言われ、米価が急騰して庶民は食糧不安を感じたところであるが、田圃では一部刈り取りを終えて稲穂を天日干ししている。まだ、刈り取りが終らない田圃には、案山子(かかし)がふたり、鳥から稲穂を守るように不動の姿勢で立っている。 |
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ホウキギ |
キウイ |
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田圃 |
奥の田圃では刈入れが終わり、稲穂を干している |
さんど
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